天然ガス natural gas reserves 2008 6 22

 資源国というと、
中東の産油国、ロシア、オーストラリア、ブラジル、
そして、日本。
そうなるかもしれません。
 ある本によれば、
将来、資源開発が可能とみられるものだけでも、
7兆6000億立方メートルといわれ、
日本の天然ガス使用量の140年分に相当するという。
 それが、「メタン・ハイドレート」です。
天然ガスが氷の中に閉じ込められ、
シャーベット状になったもので、「燃える氷」とも呼ばれます。
 この天然ガスの主成分はメタンで、
このメタンが水の分子と仲良く結びついている水和物(ハイドレート)という意味で、
「メタン・ハイドレート」と呼ばれるのです。
 こうしたメタン・ハイドレートが、
日本近海の海底に大量に埋蔵されているのです。
 日本では、1995年から本格的な研究が始められ、
石油天然ガス・金属鉱物資源機構が、
静岡県御前崎沖で、世界初の海上試掘を行っています。
 引用は、「いまさら人に聞けない理科の疑問」(PHP文庫)です。
この本は、日常生活やニュースで見聞する現象を、
理科系的に、わかりやすく説明する本です。
つまり、小学生や中学生の素朴な疑問に答えられる本と言えるでしょう。
 最近は、子供の「理科嫌い」や「理科系離れ」が増えたと聞きます。
こういう本で、両親が、子供の「理科系の素朴な疑問」に答えるのは、
大切なことだと思います。
(人によっては、孫の「理科系の素朴な疑問」となるかもしれませんが・・・・・)
 さて、話がそれましたが、
技術革新によって、将来、資源国と言われる国が変わっていくと思います。

エネルギー資源 energy resource 2004 8 29
 2004年8月29日の日本経済新聞には、このような記事があります。
「埋蔵量、原油に匹敵の『超重質油』」
「石油並みに利用可能」
「中部電力、2008年に事業化」
「超臨界水による超重質油の分解」
「中部電力は、粘りが強く資源利用があまり進んでいない『超重質油』を、
石油と同等の実用燃料に変える技術を開発、2008年にも海外で商業生産を始める。」
「超重質油の可採埋蔵量は原油並みに達し、世界のエネルギー企業が実用化を競っている。」
「中部電力は、1バレル当たり20ドル台の低コストでの事業化を目指し、
他の日本企業にも技術を供与する。」
「中東以外に広く分布する超重質油の実用化が進めば、
世界のエネルギー需給・価格の安定と、中東依存からの脱却につながる。」

















































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